新型コロナウイルス感染の広がりで在宅勤務が長引いている。巣ごもり需要でルームウエアなどの動きがよく、外出自粛で、ボトムはパジャマで仕事をする人も多いのが現状だ。
このような状況における衣料のニーズについて「ユニクロ(UNIQLO)」に聞いてみると、ここ最近、“感動ジャケット”(5990円)の売り上げが少しずつ伸びているという。在宅勤務でビデオ会議の際に、これ一枚羽織れば画面できちんと見えるというのが理由のようだ。すっきりしたシルエットとドライ機能やストレッチ性、軽量といった機能性の融合がこの商品の強みだが、今はこのような状況における利便性から売れているというのが面白い。
そのほか、“感動パンツ”(2990円)や“ファインクロススーパーノンアイロンシャツ”(2990円)、“EZYアンクルパンツ”(2990円)なども好調だという。いずれもストレッチ性があり、“きちんと見えるのに楽”というのがポイントになっているようだ。下着では“ワイヤレスブラ ビューティーライト”(1990円)が売れている。淡々と業務をこなしがちな在宅勤務で、快適でありながらも程よい緊張感を与えてくれる商品が人気のようだ。