「WWDビューティ」4月23・30日合併号は、コロナに負けるな特集です。世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、日本国として初めてとなる緊急事態宣言が7都府県対象に4月7日に発令され、同月13日には対象地域が全国に拡大された。それを受け、全国の百貨店や商業施設、路面店は休業を余儀なくされ、リモートワークに切り替えている企業も多く見受けられました。今特集では、新型コロナウイルス禍による現状と、それに立ち向かうために各社が行っている取り組みを紹介しています。
全国でコロナに関する暗いニュースが続く中で、アフターコロナの世界での競争はすでに始まっています。さまざまな施策の中で多くの業種、業務で共通しているのが、インターネットの活用です。SNSのライブ配信やビデオコミュニケーションツールを活用してのオンラインPR発表会、オンラインフィットネスの普及など、リアルな体験に代わるデジタルコンテンツの提供が急務になっています。「WWDビューティ」ではそれらを、小売りやプロモーション、製造、PRのほか、ヘアサロン、海外の動きなど11ジャンルでの“現在地”を紹介。加えて、「WWDジャパン」との共同企画として座談会を敢行。栗野宏文ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)上級顧問クリエイティブディレクター、西原羽衣子アットコスメ リサーチプランナーら識者を迎えて、現在ファッション・ビューティ業界が置かれている状況とアフターコロナについても語り合いました。
そのほか、魚谷雅彦・資生堂社長兼CEOや小林一俊コーセー社長、村上由泰カネボウ化粧品社長執行役員といった大手化粧品会社社長をはじめ、ニコラ・ドゥジェンヌ(Nicolas Degennes)「ジバンシイ(GIVENCY)」メイクアップ アンド カラー アーティスティック ディレクター、高木琢也「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」代表ら、業界を代表する総勢16人からのメッセージをお届けします。