日本の化粧品ブランドの中国進出をサポートする日本美粧協会は、中国化粧品市場での日本のブランドの未来を研究する「チャイナ コスメティック ラボ(CHINA COSMETIC LAB)」(東京都)を設立した。中国市場の最新情報やブランドのマーケティング手法、日本ブランドが中国に進出するにあたり必要なノウハウなどを研究・発信する。
メンバーは中国・遼寧省出身で日本美粧協会のカスタマーサクセス担当を務める秋山美雪が主席研究員、同じく遼寧省出身のShisei Yoがライティングリーダー、日本美粧協会のPRマーケターの古郡優が所長を務める。そのほか中国出身で日本美粧協会のカスタマーサクセス担当のMa Xiaochenや東京都出身でフリーライターの臼井杏奈をはじめとする7人が所属する。今後はノートで中国化粧品市場に関する記事の配信やイベントの実施、コミュニティーの運営を行う。
日本美粧協会は一般社団法人として2019年3月に設立。中国での化粧品の許認可の取得や輸出入・物流の支援、ブランディング施策の企画運営などさまざまなサービスを通じて日本企業の中国進出をサポートしている。世界最大の化粧品展示会「チャイナビューティエキスポ」にもブースを出店し、協業ブランドの製品を紹介している。