ファッション

オグラの「こどもメガネアンファン」がダウン症の子ども向け眼鏡を発売

 オグラ眼鏡店を運営するオグラの子ども向け眼鏡専門店こどもメガネアンファンは、ダウン症の子どもの特徴に配慮して設計した眼鏡“アンファンバディ(ENFANT BUDDY)”を販売中だ。1991年に誕生したこどもメガネアンファンの長年のノウハウと、ダウン症への理解を促進するための活動を行うNPO法人アクセプションズの協力によって開発された。

 ダウン症の子どもの鼻の位置や高さに配慮した鼻パッド、左右で異なる耳の高さや顔の輪郭でも調整が可能なテンプル設計などによる掛け心地のよさが特徴だ。3~6歳向けの“アンファンバディ チャイルド”と7~10歳向けの“アンファンバディ ジュニア”の全10種類があり、価格は2万1500円。

 “アンファンバディ”の商品名はアクセプションズが主催する「バディウォーク」が由来で、これはダウン症のある子どもたちや親はもちろん誰もが参加できて1マイル(約1.6km)を行進するチャリティーイベント。95年に全米ダウン症協会(NDSS)がダウン症の啓蒙活動の一環としてスタートさせたもので、日本では2012 年に東京で初めて実施され、その後は毎年全国で開催されている。こどもメガネアンファンは第1回の開催時より同イベントをサポートしており、“アンファンバディ”はダウン症のあるキャラクター“ニポ”をデザインモチーフに採用している。

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