リモートワークが始まって、通勤にかかる往復2時間弱が“浮き”ました。ジョギングをしたり、語学学習をしたり、みなさんも有効利用しているかと思いますが、俗っぽさ丸出しの僕は、もっぱら「ヤフオク!」や「メルカリ」を探検しています。
価格重視なら、送料込みがデフォルト化している「メルカリ」に軍配が上がりますが、僕が欲しいのは“MADE IN USA”など男好きする希少価値の高いものなので、「ヤフオク!」の方が充実している傾向があります。それに、ものによっては“えっ、こんな価格設定でいいの!?”と心配してしまうような超お買い得品が出品されています。じっくり時間をかけられるのも、リモートワークの恩恵です。
そして、購入したのがこの3点。チェック柄のガウンは、いわゆる“ストア系ブランド”の「タウンクラフト(TOWN CRAFT)」のアイテム。こちらの記事で登場したのも、このガウンです。1970年代製とおぼしき品で、「メルカリ」で送料込みの2000円でした。「タウンクラフト」はアメリカの大手百貨店J.C.ペニー(J.C. PENNEY)のPB(プライベートブランド)として1927年に誕生しました。J.C.ペニーにはほかにワークブランドの「ビッグマック(BIG MAC)」や「ペイデイ(PAY DAY)」などのPBもありますが、「タウンクラフト」はあくまで“日常着”の位置付け。このガウンは、アメリカ映画で登場人物がTシャツの上に“引っ掛けて”自宅のポーチで瓶ビール片手に夕涼みしているイメージですね。
お次は、オックスフォード地のボタンダウンシャツ。1986年にニューヨークで創業した「B.D.バギーズ(B.D.BAGGIES)」の“MADE IN USA”です。美品を「ヤフオク!」で450円で落札しました。送料が250円かかったものの、“チリ積も”でたまったTポイントや「ペイペイ(PayPay)」が使えたので実質200円ほどの買い物でした。やや肉厚な生地使いやボクシーなシルエット、決して上手とは言えない縫製など、とてもアメリカらしくて気に入っています。
最後は、ニードルポイント刺しゅうを使ったアイテムを手掛ける米国ブランド「スマザーズ&ブランソン(SMATHERS & BRANSON)」のキーホルダーです。ニードルポイント刺しゅうって、1インチ(約2.5cm)幅を刺すのに約45分もかかるんですって。プレッピーが好きなモチーフの一つであるスカルをピンクで、あくまで愛らしく表現しています。価格も送料込みの640円と、とてもかわいかったです。
そんなわけで、総額3000円以下でアメリカンなアイテムを3つも購入することができました!時間をかけてのネットショッピングもいいけれど、やっぱりあちこち歩いて店員さんとも会話をしながら買い物を楽しみたい。そのためには、まずは“#STAYHOME”なのだなぁと思うのでした。