ファッション

アイウエア企業シャルマンがフェースシールドとゴーグルを福井県に寄付 年内に200万個供給

 眼鏡の産地である福井県鯖江市に本社を置くアイウエア企業シャルマンは、新型コロナウイルスの飛沫感染のリスクを低減するフェースシールドとゴーグルを福井県に寄付し、医療従事者に優先的に届ける方針を発表した。

 シャルマンは眼鏡事業のほか眼科用機器などを生産するメディカル事業も手掛けており、医療分野のノウハウを生かして中国の子会社が運営する自社工場と国内工場で量産態勢を整えた。

 寄付する製品は、フェースシールド2種類とゴーグル1種類の合計3種類。フェースシールドは、すでに販売している医療用の“シャルマン クラリシールド(CHARMANT CLARI SHIELD)”と今回新たに開発した汎用型の“シャルマン シールド(CHARMANT SHIELD)”。“シャルマン クラリシールド”は軽量のチタン合金製でフレームは2サイズ、色は4色ある。眼鏡フレームの製品開発で培った頭部のデータベースと掛け心地の研究をもとにデザインしており、眼鏡を掛けたまま着用できる。

 すでに納品を始めており、徐々に生産能力を高め、”シャルマン シールド“のフレーム部分を中心に5月末に5万個、6月末に10万個、7月以降は毎月20~30万個を生産し、9月末までに累計100万個を、12月末までに同200万個を供給する計画だ。これにより、医療現場だけでなく介護や保育、店舗で対人業務に従事する感染リスクの高い人にも届けたいという。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。