ヘアケアブランド「パンテーン(PANTENE)」は、外出自粛が続く中で少しでも髪を通して前向きになれるように、新プロジェクト「#部屋WeGo」をスタートさせた。同ブランドは、これまで“あなたらしい髪の美しさを通して、すべての人の前向きな一歩をサポートする”を理念に掲げ、一人一人の個性の尊重について考えるきっかけづくりを「#HairWeGo さあ、この髪でいこう。」キャンペーンを通して展開。同キャンペーンは過去に“画一的な就活ヘア”や“地毛証明書をはじめとした髪型校則”など、髪にまつわる問題に着目し、メディアやSNSを通して社会を前向きに変えるきっかけをつくってきた。
そうした問題提起に対して、一般の人だけではなく美容師の間でも議論が生まれ、社会全体で大きな話題となった。特に美容師は、髪にまつわる悩みや葛藤で、前向きな一歩を踏み出すことができない顧客の声を直に聞く機会が多いからこそ、このキャンペーンに強く共感し、多くの想いを発信していた。そうした経緯から、今回、「パンテーン」は美容師と共にプロジェクトを行う。
今、新型コロナウイルスの流行により、多くの人が一日を自宅で過ごすことが当たり前になる中、一人一人が髪を通して前向きになり、おうち時間を少しでも明るく過ごせるようにという願いから、“髪のチカラ”を信じるという共通の想いを持つ全国の美容師とタッグを組んだ。ブランドメッセージ「#HairWeGo」を、今だけは「#部屋WeGo」と#(ハッシュタグ)を変更して「#部屋WeGo」プロジェクトをスタート。今だからできる「お部屋で楽しむヘア」、「お部屋でできるヘアケア」や「ちょっと前向きになれるヘア」を全国から幅広く募集し、日本中のおうち時間を髪から前向きに、かつ楽しめるプロジェクトを美容師と共に展開していく。
“こんなときだからこそ、 ヘアで前向きになろう”
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内田聡一郎/「レコ(LECO)」代表
美容師の仕事は生活において必要インフラではないかもしれません。髪を変えて気分を変えるという単純な仕事かもしれません。しかし、人の感覚を左右する、生活に花を添える文化的な仕事だと思っています。アフターコロナ世界で、もし人と人との触れ合い方が変わったとしても、僕らのやっている仕事は人々に勇気を与え、前を向くために必要なことです。「#部屋WeGo」はまさにそのきっかけになる素敵なものだと思います。さあ!今こそ自分の髪の可能性を広げよう! そして、いつかその髪のお手伝いさせてくださいね。
中村トメ吉/「ゴールド(GOALD)」代表
他人に会うこともない状況が続く中でも、みんな潜在的に美容に関することを求めているのではないか。僕らはそうした潜在的なニーズに寄り添い、身だしなみを整えようという気分を、しっかり作り上げたいと思います。美容の本質価値とは、他人に対して自分をかっこよく見せる力。そして自分にやる気を与える力になり得ること。やる気が出る、気分が上がる、自信がつくなど、髪が持つポジティブな力はハッピーに繋がることだと思います。在宅中でも髪で遊んじゃおう! いじって整えて気分をONに。会わなくても繋がる人たちにハッピーを広げられたらと思います。自粛でも毎日を最高に!
津田恵/「ラフ フロム ガーデン(Laf from GARDEN)」クリエイティブディレクター
ヘアサロンが休業中のときは、SNSが唯一、お客さまとつながれるツール。自宅にいる時間が長いため、SNSで新しいデザインを探しているお客さまも多いと思うので、スタッフ皆で積極的に発信しています。人と会えないときは、(美容師など)普段会っている人の顔を見るだけでも安心することもあるので、その意味でも発信は大事。また、オンライン会議や飲み会などを行っている人も多いので、モニター越しに映る髪は重要です。それに、部屋にいて人と会わないからこそできるヘアスタイルもある。「#部屋WeGo」プロジェクトでは、そういったスタイルを提案したいです。
みやち のりよし/「シャチュー(SHACHU)」CEO兼トータルプロデューサー
僕もそうなのだけど、家にいて何日も人に会わないとどうしても“オフ顔”になってしまい、そのうち鏡を見るのが嫌になってしまう。美容師ならセルフカットやヘアアレンジして心機一転することもできるけど、一般の方にとってはなかなか難しいと思う。だから「#部屋WeGo」プロジェクトを通して、皆さんに気分転換につながるヘアアレンジやメイクのハウツーを伝えることは重要だと思う。セルフで新しいヘアやメイクにチャレンジすること自体が“娯楽”となるような発信をしていきたいと考えている。
ツダケイタロウ/「アース(EARTH)」グループ 統括テクニカルディレクター
新型コロナの状況下では、“stay home”している方が多いので、よりスタイルの持ちを重視したスタイル提案が必要だと思います。あと、最近来店されるお客さまは「コロナ疲れによるストレス発散に……」という感じがほとんどなので、そういった意味でもヘアサロンのサービスは役に立てると考えています。今はお客さまと一時的にお互い距離を保っている状況なので、今回の「#部屋WeGo」プロジェクトで、何かしらの形でお客さまへ発信するのは必要なことだし、こうした機会を得られてうれしい限り。在宅勤務やリモートの会合は、コロナ後にも発展することになるので、今に限らず有益な情報が発信していきたいと思います。
人気サロンが打ち出す 「#部屋WeGo」は?
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今回のプロジェクトに賛同してくれた人気ヘアサロン「シャチュー(SHACHU)」、「ゴールド(GOALD)」、「ラフ フロム ガーデン(Laf from GARDEN)」「アース(EARTH)」、「レコ(LECO)」の5サロンにはプロジェクトスタートを前に、「#部屋WeGo」プロジェクトへの想いを語ってもらうとともに、それぞれのサロンの個性を生かした「#部屋WeGo」なヘアを提案してもらった。身近なものを使用してすぐにできるヘアアレンジ&スタイリングなのでぜひ参考にして、プロジェクトに参加してほしい。
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太めのアイロンでゆるくウエーブをつけて動きを出した軽やかなスタイル。毛先は外巻き、中間は内巻き、根元は外巻きというようにS字を意識して少しラフに巻いていく。表面はややしっかりめにつけつつ、全体的にゆるくウエーブがついたらオイルを均一に揉み込むようにつけて艶感をプラス。(MANAMI/「シャチュー」)
ワックスを使わず、ストレートアイロンでつくる簡単メンズスタイル。全体的に髪を頭皮に対して90℃で引き出して内巻き、外巻きをするだけでいい感じに動きが出て、あとは好きな方向に流すことで、長くなった髪も気にならない感じに。ちょっとしたスタイリングでも、オシャレに見える万能スタイリング。(米田星慧/「ゴールド」)
サイドはタイトに耳を出して後ろでポニーテールに結びつつ、顔周りは後れ毛を残しつつ、さらにその後れ毛にカールをつけることで、柔らかい印象にするとともに小顔効果をプラス。前髪のすき間は均等に入れて、透け感をつくる。サイドの髪は指でつまんでくずすようにして、浮遊感を出す。(安倍千晶/「ラフ フロム ガーデン」)
100均で売っているヘアバンドタイプのターバンを使った簡単アレンジ。前髪を残しつつ、ヘアバンド付けた後に、残した前髪部分にカラーを巻いていく。カラーはリバースで巻いてドライヤーを当てた後に、外してマルチバームをつけて、指で動きをつけていったスタイル。ターバンを巻いているので、前髪部分に動きをつけることで、こなれた感じになる。(照井りおん/「アース」)
ヘアカラーの根元が伸びてきたときに使えるカジュアルハーフアップ。まずストレートアイロンで全体に軽くウエーブをつけて、「ジェリーバーム」とワックスを混ぜて全体つける。アゴと耳上の延長線上にポイントを作ってバックの髪は残してルーズに束ねる。最後に全体が均一にならないようにランダムにカールをつける。(近藤有紗/「レコ」)
あなたもぜひ「#部屋WeGo」 プロジェクトへ参加してみよう!
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「#部屋WeGo」プロジェクトは美容師だけではなく誰でも参加可能。「お部屋で楽しむヘア」や「お部屋でできるヘアケア」「ちょっと前向きになれるヘア」など、自分のお気に入りのヘアをプロジェクトハッシュタグ「#部屋WeGo」をつけてSNSに投稿して、日本中のみんなと共におうち時間を楽しもう。他の人が投稿した「#部屋WeGo」も参考にして、こんなときだからこそいろいろなヘアに挑戦してみよう!
問い合わせ先 パンテーンカスタマーサービス室 0120-021-327