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ニーマン・マーカスが破綻 4000億円超の債務解消を計画

 米百貨店のニーマン マーカス グループ(NEIMAN MARCUS GROUP以下、NMG)が日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条の適用を申請した。同社は債権者の過半数と合意のもと、6億7500万ドル(約715億円)のDIP融資枠を確保している。同社は社債の利息を払えないといった、資金の流動性の問題を抱えていた。

 同社は今回の手続きで40億ドル(約4240億円)の債務を解消する計画だ。

 NMGは2013年にアレス・マネジメント(ARES MANAGEMENT)とカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード(CANADA PENSION PLAN INVESTMENT BOARD)に買収されて以来、約45億ドル(約4770億円)の負債を背負い、年利約3億ドル(約318億円)を返済してきた。同社は、ニーマン・マーカス43店舗とそのアウトレットのラスト・コール22店、バーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)2店舗、それぞれの公式ECサイトのほか、ファッションEC「マイテレサ(MYTHERESA)」などを運営している。

 4月15日が期限の利息が払えず、破綻は秒読みとされていた。

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