「WWDジャパン」の5月11日号は、メンズジュエリー特集です。今、若い世代を中心にジュエリーに魅せられる男性が増えています。これまでメンズジュエリーといえば、「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」や「ゴローズ(GORO'S)」に代表される武骨なものが支持を集めていましたが、最近ではファッションのジェンダーレス化と併せて、シンプルで上品なデザインのものも人気となっています。彼らは一体ジュエリーのどこに魅力を感じているのか。そして、 停滞するファッション業界において2010年代の一大トレンドとなったスニーカーに続く、新たな金脈になり得るのか。「WWDジャパン」編集部が公式ツイッターとインスタグラムで集計した20〜30代300人の回答を軸に、ジュエリーブランド「アンボアハンデン(ANVORHANDEN)」を立ち上げた23歳のラッパーHIYADAMのインタビューをはじめ、世界的ベーシストのサンダーキャット(Thundercat)が語る黒人としてのジュエリーの価値観と、日本女子大学の藤永康政教授による社会学的観点からメンズジュエリーを探ります。
ニュース面では、三陽商会の大江伸治・次期社長が語る再建計画や、巣ごもりでも消費が振るわないファッションECの現状、スノーピーク3代目の山井梨沙社長が語る覚悟と挑戦などを掲載しています。連載「ミステリーショッパーが行く!」は、2003年にカナダ・モントリオールで誕生したラグジュアリーEC「エッセンス」を初調査しました。人気連載「ファッションパトロール」では、人気ユーチューバー6人が在宅時のおすすめアイテムを紹介。テレワークには欠かせない椅子から、仕事効率を高めるルームフレグランスまで、見逃せないラインアップです。
COVER CREDIT
MODEL: THUNDERCAT/
PHOTO: KUNIHISA KOBAYASHI