アイウエア企業ジンズ(JINS)は、緊急事態宣言発令後も新型コロナウイルス感染防止と安全確保に努めながら営業している店舗の従業員に「営業継続特別感謝手当」を支給すると発表した。
「ジンズ」は約400店舗のうち一時約9割が休業していたが、現在は約半数が順次営業を再開している。同社は「営業中の店舗においては、お客さまの来店が集中することによる業務の繁忙が続いており、心理的負担も大きい状況の中で商品提供を続けている従業員に感謝の気持ちを込め、今回の手当を支給することとした」と説明した。
支給の対象者は「ジンズ」の契約社員とアルバイトを含む店舗従業員で、対象期間は4⽉17⽇から、店舗が所在する都道府県の緊急事態宣⾔が解除されるまでとし、⽀給額は出勤1⽇当たり、フルタイムは1000円、パートタイムは500円。1カ⽉分を翌⽉の給与とともに⽀給する。
同社は今後の店舗営業について「出店する施設の営業方針に準じながら、お客さまと従業員の健康と安全に配慮しながら、順次営業再開を検討したい」とコメントした。