ファッション

米百貨店は生き残れるのか?長期店舗休業がトドメを刺す

有料会員限定記事

 アメリカの百貨店は、運営する実店舗の見直しを迫られている。新型コロナウイルスの影響を受けている各社は通常は年1回行うものだった賃貸物件の再検討を急務とし、ビジネス全体における実店舗とデジタルのバランスを再考している。また、米国内では感染を恐れる人々のショッピングモール離れやオンラインショッピングへのさらなる移行、大都市から人口密度の低い郊外への引っ越し、倒産によるモールの空き店舗の増加も予測される。そんな中、ニーマン・マーカス グループは破産法の適用を申請。J.C.ペニーやロード&テイラーも経営破綻秒読みと言われ、多くの百貨店が店舗縮小を発表している(5月13日時点)。百貨店はこの先、生き残れるのか?(本文中の円換算レート:1ドル=106円、1カナダドル=76円。この記事はWWDジャパン2020年5月18日号からの抜粋です)

この続きを読むには…
残り2673⽂字, 画像6枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。