ビームスは5月18日に、地方自治体が中心となり、公民連携で地域の活性化を目指すプロジェクト「応援村」「コロナと闘う応援村」と連携していくことを発表した。
「応援村(OUEN-MURA)」は2019年8月に発足したプロジェクトで、自治体や企業・団体の公民連携により、各種の社会課題への支援や対応、世界的なスポーツイベントにおける地域コミュニティーの活性化を行うプラットフォームになることを目的としている。今回発表した連携に基づく活動として、ビームスの吉田敦デザイナーが「応援村」のロゴマークを制作したほか、新型コロナウイルス禍における地域活性化やコミュニティーの再生を目的として新たに発足した「コロナと闘う応援村」のオフィシャルTシャツやポロシャツなどもプロデュースした。
「応援村」のロゴマークは、ビームスの吉田デザイナーが手掛けたデザイン(全12作品)の中から音楽プロデューサーの松任谷正隆、写真家のハービー・山口、放送作家の小山薫堂らが審査を行い決定したもの。なお審査の様子は、5月16日のBSフジ「小山薫堂 東京会議」で放映された(23日に同番組で再放送予定)。応援を通して人々が団結して助け合い、太陽のように輝く未来へ進んでいく道をイメージし、日本全体が災害やさまざまな社会問題にも負けない強さを維持していくことを願い、日本を象徴する富士山のシルエットをモチーフにした。そのほか、人がメガホンで応援をしているシルエットに見えるセカンダリーロゴも制作し、「応援村」のさまざまな活動を連想させるロゴマークに仕上げた。
全国応援村実行委員会事務局は2020年6月以降に、ビームスが製作したオフィシャルTシャツやポロシャツをユニホームに採用し、※「応援村」参画自治体1県1区17市の職員へ販売するようだ。ユニフォームを通して、「コロナと闘う応援村」の認知向上に向けて、「応援村」と連携するFacebook Japanとも協働していくという。
※三重県、渋谷区、浜松市、福岡市、熊本市、山形市、南陽市、三条市、南砺市、金沢市、須坂市、大東市、下関市、東かがわ市、久留米市、古賀市、武雄市、別府市、石垣市。