マツモトキヨシは、プライベートブランド「レチノタイム(RETINOTIME)」の名称を「ザ・レチノタイム(THE RETINOTIME)」に変更し、今秋リニューアルする。それに先立ち、シワ改善の効果効能の厚労省認可を取得した医薬部外のUV乳液「ザ・レチノタイム リンクルデイミルク UV」(30mL、2700円)を発売。「ポーラ(POLA)」が2017年1月に日本初のシワ改善美容液を発売して以降拡大を続けるシワ改善市場だが、日焼け止め製品は初めて。自社オンラインでは5月20日から、店頭では6月1日から順次販売する。
新製品のシワ改善日焼け止めは、SPF50、PA++++のUVカット力を持ちつつ、高い保湿力とシワ改善の効果を持つ点が特徴。シワ改善の有効成分はナイアシンアミドで、そのほかに保湿成分をバランス良く配合し、これまで届きにくかった角層の奥にも成分を届けるブランドの独自技術を採用した。日焼け止め機能に加えて乳液、化粧下地の機能も兼ね、朝のスキンケア&メイクを簡便にする。
同ブランドはナリス化粧品との共同開発で07年に誕生。レチノールをキー成分に、エイジングケアブランドとして化粧水や乳液、美容液、唇用美容液、クレンジング、洗顔料などさまざまな製品を展開してきた。ブランドリニューアルはこれまで10年、15年と行っているが、3回目の今回はエイジングケアのトレンドであるシワ改善医薬部外品を投入し、本格エイジングケアブランドとしてのイメージ確立を狙う。