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縫製大手のマツオカ、暖冬とコロナ直撃で営業利益22.6%減の26億円 20年3月期

 縫製大手のマツオカコーポレーション(広島県福山市)の2020年3月期決算は、売上高が前期比9.9%減の571億円、営業利益が同22.6%減の26億円、経常利益が同22.3%減の25億円、純利益が同65.3%減の11億円になった。純利益の減少は19年3月期にあった固定資産の売却益約25億円がなくなったことによる反動減。松岡典之社長CEOは「2年連続の暖冬で冬物が相当在庫が積み上がっていることに加え、新型コロナの影響で今年度の下期も相当厳しいものになる」との見通しを示し、21年3月期の見通しは現時点では未公表とした。

 20年3月期の販売枚数は5800万枚で、前期の6200万枚に比べ400万枚減。19年4〜9月の上期は冷夏による衣料品市場の低迷により17.2%の減収で、「19年10〜12月にいったん盛り返しかけたものの、1〜3月にコロナが直撃した」という。

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