ジュエリーブランド「カスカ(CASUCA)」は、ジュエリーのオンライン購入者にオリジナルマスクをプレゼントする。ブランドロゴをモノグラムにし、ブランドのイメージカラーのこげ茶色に白で施したものと、白字にブルーであしらったものの2種類。素材は伸縮性のあるライクラを使用。薄くて軽く、速乾性に富むので洗濯にも適しており、吸湿性が高いためこれからの暑い季節にもぴったりだ。
このマスクが誕生したのは「カスカ」のデザイナーの安野ともことある女性の偶然の出会いから。安野がランチをしていた際、隣のテーブルで食事をしていた女性の「新型コロナウイルスの影響で工場の仕事がなくなり、代わりにマスクを作ったけど売れない」という話を聞き、声をかけたのがきっかけだった。「カスカ」と、群馬で1966年に創業したプリントと刺しゅう工場の協業で生まれたオリジナルマスクは、個数を限定せずオンライン購入者全員にプレゼントされる。
また、「カスカ」ではマスクだけ欲しいという声にこたえて5月25日、オンラインストアで上記のマスク2枚セット(各色1枚)を2300円(送料込)で販売し、売り上げの一部を新型コロナウイルス感染症と闘う医療機関に寄付する。偶然の出会いから生まれたマスクには、安野の思いやりの心が込められている。