ジョニー・コカ(Johnny Coca)が6月2日から「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のウェイメンズ・レザーグッズ・ディレクターに就任する。
コカは、3月に英国ブランド「マルベリー(MULBERRY)」のクリエイティブ・ディレクターを退任したばかり。「ルイ・ヴィトン」ではウィメンズ・アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)のチームの一員として、高級ラインのバッグやショーピースを手掛けるとみられている。
コカはセビリア生まれのスペイン人。1996~2000年には「ルイ・ヴィトン」のレザーグッズ・デザイナーを務めていた。その後、04年~10年は「バリー(BALLY)」に在籍し、10~15年にフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が率いた「セリーヌ(CELINE)」でアクセサリーのデザイン・ディレクターとして経験を積んだ。15年に「マルベリー」のクリエイティブ・ディレクターに抜てきされ、5年間ブランドのデザインを手掛けた。
コカは「ニコラ・ジェスキエールのチームに加わり、ウィメンズ・ハンドバッグの強化に携われるのは光栄だ。情熱を追求したりレザーに対するクラフツマンシップの基礎を学んだ古巣に巡り巡って戻ってくることができた」とコメントしている。