ディーフィットが手掛けるスキンケアブランド 「まかないこすめ」はこのほど、“進化する、クリーンな和コスメ”をコンセプトに、「マカナイ(MAKANAI)」として生まれ変わった。前身の「まかないこすめ」も創業当時から肌にも環境にも配慮したものづくりを徹底してきたが、今回のリブランディングではそのこだわりを継承しつつ、最新の技術やデータを融合させて進化した。
製品は自然由来成分のみを使用し、自社基準により13の成分を不使用。また、新たに柿の葉、卵殻膜、大豆を用い、独自の美容成分“カエス(KaESS)”を開発してスキンケアに配合。環境への配慮も徹底している。主力のハンドクリームの容器には、工場で発生した廃棄プラスチックを効率的に再生した「リバースプラスチック」を用いた。今後、全直営店舗では同ハンドクリームやスキンケアの使用済み容器の回収も予定している。そのほか、紙パッケージの95%をサトウキビの搾りかすから作られたバガス紙を使用したり、紙袋の印刷にベジタブルインクを使用したりしている。また、動物実験も行わず、クルエルティーフリーの姿勢を貫く。
6月5日には、神楽坂本店もリニューアルオープン。ブランドのルーツである吉鷹金箔本舗と“カエス”をイメージした日本画や金箔の装飾を施した壁画・天井画が店内を彩る。サステナブルな取り組みとして、壁は左官で仕上げ、製造時に傷がついてしまった九谷焼を内装に使用し、テーブルには菩提切り株を用いるなど、自然素材を採用した。
一方で最新の技術も導入し、店内には肌診断を行うスマートミラー「ハイミラー」を配置している。今後は独自の美の作法を体験できるワークショップなども行う予定で、新生「マカナイ」のコンセプトを五感で体感できるスペースとなっている。なお、オープンを記念し、化粧水、美容オイル、フェイスクリームがトートバッグに入った「マカナイ幕開けセット」(1万円)を数量限定で販売する。