ユニクロは6月5日に、JR原宿駅前の複合施設「ウィズ ハラジュク(WITH HARAJUKU)」の1階および地下1階に「ユニクロ 原宿店」をオープンする。4月25日に開業を予定していた「ウィズ ハラジュク」が、新型コロナウイルス感染拡大を受け開業を延期、新たなオープン日が決定した。
「UT POP OUT」と名づけた1階は、さまざまなアーティストやブランドとコラボして展開するグラフィックTシャツブランド「UT」専用の売り場となる。店頭にはビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)と村上隆のコラボTシャツの発売を記念して、村上が制作した3メートルのビリー像を期間限定で設置する。そのほか、原宿店先行発売商品として「アンブッシュ(AMBUSH)」とコラボしたミニーマウスのバッグや、「UT」として初めて販売する豆皿(590円)やノート(390円)などの雑貨もそろえる。トータル・クリエイティブ・ディレクターに佐藤可士和氏を迎え、若者を意識した広告ビジュアルやスタイリング、サービスを通してファッションの情報発信基地となることを目指す。
地下1階は、スマートフォン向けアプリ「スタイルヒント」と連動させた。240台のディスプレーを配置し、来店者はアプリのユーザーが投稿した最新の着こなしを閲覧しながら購入したい商品を探すことができる仕組みを取り入れた。また、スポティファイ上で聞くことができる「ユニクロ 原宿店」限定プレイリストの配信や生花の販売、オリジナルTシャツとトートバッグの製作サービスなどを通して、ブランドコンセプトである“LifeWear”を発信していく。