ユニクロは6月19日、東京・銀座に、「LifeWearのすべてをここに」をコンセプトとする新しいグローバル旗艦店、「ユニクロ トウキョウ」をオープンする。内装・外装は、プリツカー賞を受賞したスイス出身の建築ユニットで、ロンドンのテート・モダン近現代美術館なども手掛けたヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)がデザインする。
マロニエゲート銀座2の7階にあった「ユニクロ マロニエゲート銀座店」を1~4階の4フロアに移転・拡大する。売り場面積は吹き抜けを含めて約4950平方メートル。ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビー商品を扱う。当初は5月15日のオープンを目指していたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、スケジュールを後ろ倒しした。これで、同社が“戦略3店舗”として今春出店を予定していた、横浜、原宿、銀座の新店全てがそろうことになる。
4月上旬にオープンした横浜の「ユニクロ パーク横浜ベイサイド店」、6月5日オープン予定の「ユニクロ 原宿店」と共に、「ユニクロ トウキョウ」も佐藤可士和がトータルクリエイティブディレクターを務めている。「銀座のランドマーク的な場所にあり、ユニクロの顔になるようにと『ユニクロ トウキョウ』と命名した。高品質・高機能な商品をゆったりと見せる」と佐藤。「再開発が進む銀座・有楽町エリアへのさらなる出店は、ユニクロの出店戦略として重要かつ大きな挑戦」「銀座・有楽町エリアのお客さまの流れを変える」と、広報担当者は期待を込める。