日本発ドクターズブランド「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」は2020年、ブランド誕生から20年目を迎え、初めて全面刷新した。18年に親会社のシーズ ホールディングスがジョンソン・エンド・ジョンソン(JOHNSON & JOHNSON)の傘下に入った同ブランドは、今後はグローバルブランドとしてリブランディングする。
リブランディングの一環として、まずブランドロゴを新しくした。同ブランドが掲げる「シンプル」「リザルト(結果)」「サイエンス」の3つの柱を表現した3本線が、クリニック、エステ、スキンケアと同社が展開する3つのサービスと交わるデザインで、日本の木工技法である組子細工からインスピレーションを受けている。20年以降に発売する製品は、新しいロゴのパッケージで登場する。
またリブランディングでは、現在の主要客層が40代以上であることから、若年層の顧客育成を狙う。伊藤亜由美・執行役員兼マーケティング部長は「『ドクターシーラボ』はリピート率が高く、これまでお客さまと一緒に年齢を重ねてきた。今後は20代や30代の方々にも愛用いただけるようなブランドに成長すべく、一緒に肌の悩みやもっと美しくなりたいというニーズに向き合っていく。新たなロゴやパッケージデザイン、コミュニケーションを展開し、新しいお客さまにも共感してもらえるようなブランドを目指す」と話す。ブランドアンバサダーには栗山千明を起用し、今後ビジュアルに登場する。
なお、初の大型リブランディングについて伊藤・執行役員兼マーケティング部長は「国内ナンバーワンのドクターズコスメブランドであるというポジショニングを今後さらに強化していく。世界のお客さまにも認知していただき、最終的には世界ナンバーワンのドクターズコスメブランドへと成長させたい。これまでは日本のお客さまの肌悩みに真摯に向き合い商品やソリューションを提供してきたが、今後は日本以外の国のお客さまの肌悩みにも向き合っていきたいと考えている」とコメントした。