ファッション

「マリメッコ」の新クリエイティブ・ディレクターに前「ユニクロ」R&Dのレベッカ・ベイ

 フィンランド発のライフスタイルブランド「マリメッコ(MARIMEKKO)」が新クリエイティブ・ディレクターにデンマーク出身のレベッカ・ベイ(Rebekka Bay)を指名した。

 ベイは「コス(COS)」の立ち上げ時からクリエイティブ・ディレクターを務め、その後「ギャップ(GAP)」のエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼クリエイティブ・ディレクター、「エバーレーン(EVERLANE)」のクリエイティブ責任者を歴任した。

 2017年から「ユニクロ(UNIQLO)」のニューヨークのリサーチ&デベロップメントセンターのクリエイティブ・ディレクターを務めていたが、現在は退社している。「マリメッコ」の取締役も17年から兼任していたがその役を降り、今年9月にクリエイティブ・ディレクターに就任する予定だ。

 ティーナ・アラフフタ・カスコ(Tiina Alahuhta-Kasko)=マリメッコ最高経営責任者(CEO)は彼女のアジアをはじめとする国際市場での経験を高く評価し、「クリエイティブなビジョンと商業的思考を持ち合わせたリーダーだ」と語った。

 ベイの就任後も、サトゥ・マーラネン(Satu Maaranen)はウエア、バッグ、アクセサリーのヘッド・デザイナーを引き続き務める。同様にミンナ・ケメル・クトゥボネン(Minna Kemell-Kutvonen)はプリントデザインおよびホームコレクションのディレクターを引き続き担当し、2人はベイの直属となる。

 「マリメッコ」はアラフフタ・カスコCEOの下、幅広い層にアピールできるより現代的な製品を生み出そうとしており、「ユニクロ」とのコラボラインも発表した。今回のベイの就任で国際市場での更さらなる知名度の向上を狙う。

MARIMEKKO x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。