※この記事は2020年1月8日に配信した、メールマガジン「エディターズレター（Editors' Letter）」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから。
5G時代の「学べる動画」を夢想する
週1の英会話動画「WWDJAPAN ENGLISH」でさえヒィヒィ言っているのですが（苦笑）、来たる5G時代を見据えて「動画、もっとやりたいなぁ」とイロイロ夢想しています。「WWDJAPAN.com」は、「学び」を得ることができるメディアでありたい。だから昔で言うところのNHK教育、現在のEテレの番組をファッション＆ビューティに変換すれば「WWDJAPAN.com」らしくなるのでは？と考え、年末年始は結構真剣にEテレばっかり見ていました（笑）。お気に入りは、「0655」と「2355」です。︎
現段階の次なる動画の第一候補は、「きょうの料理」です。これを「WWDJAPAN.com」らしくアレンジするなら、モデルに普段食べている美味しくて簡単なヘルシーフードを紹介してもらう「俺のモデル飯」（←勝手に男子版にアレンジしていますがw）かなぁ？と思っており、年末、モデル事務所の忘年会でステキな逸材を見つけました。本格的に前進したいと思っています。その次は、「視点・論点」（これはNHK総合ですねw）ですかね？我が社のデスク陣が、最近のファッション＆ビューティニュースの読み解き方や、その背景を語るのはどうでしょう？皆さんは記事以上の理解を、私たちは解説するデスク陣への思いを得ることができる（ハズな）ので、ウィンウィンなコンテンツと言えます。
と夢想が膨らむと、ついつい歯止めが効かなくなります。ここから先は毎週、「WWDJAPAN.com」編集部とデジタルマーケティング部の編集会議で勝手に盛り上がっている段階に過ぎませんが、その先は「学び」を残しつつ、エンターテインメント性を高めていくのもアリなんじゃない？と思っています。例えば1つのアイデアは、ファッション＆ビューティ版「TVチャンピオン」!!美容家を集めて、彼女たちに目隠し。肌に乳液を塗って、「さぁ、この乳液は、どのブランドの何⁉︎」なんて問題を出してみたい！「コ、コスメデコルテ？」と答えた美容家に、「残念!!『クレ・ド・ポー ボーテ』でした!!●●さん、まさかの1回戦敗退!!」とか返せたら、盛り上がるだろうなぁと思います。不謹慎？いや、これはある意味「WWDジャパン」が追い続けるジャーナリズムですよ。
横澤夏子さんに「ファッション＆ビューティあるある」を演じてもらうとかは、いかがでしょうか？「こんにちは〜」と挨拶したあと真顔になって上から下までを2秒でファッションチェックする女性（コレ、他業界から恐れられているので本当にやめましょう。皆さん、グッとこらえてください）、バッグや化粧品を「この子、本当に頑張り屋さんなんですぅ〜」と擬人化するPRとか、面白おかしく演じてくれそう。「あぁ、当たり前じゃないんだ。気をつけなくっちゃ」という「学び」が提供できれば、「WWDジャパン」らしいですよね？
「業界のスゴ技大集合（仮）」は、製品をパッケージから取り出すのが異常に早いPRアシスタント（かつて舌を巻いた経験がありますw）、写真を見た瞬間イケてそうなハッシュタグを30個即答できる「ねづっち」みたいなインフルエンサー（「ととのいました〜」の後、30個一挙に吐き出してほしいw）、“えのきタグ”の付け替えが異様に早いショップスタッフ（完全に空想ですw）などを発掘する番組です。経営者から販売員まで、業界を支えるあらゆる人を等価値と考える「WWDジャパン」っぽいでしょ？
と今は、新しいモノを空想・夢想する機会が楽しくて仕方ありません。改めて、今の仕事を取捨選択して、こんな空想・夢想の時間と機会を作ることが必要なのだと実感しています。
皆さんも、「こんな動画、『WWDJAPAN.com』っぽいんじゃない？」というアイデアがありましたら、ぜひ、このメールの返信でお寄せくださいませ。
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