ファッション

“ゴルフ=おじさん”のイメージを打ち砕く ファッション&カルチャー視点の新ゴルフ雑誌「ボギー」創刊

 オークラ出版は、ゴルフ雑誌「ボギー(BOGEY)」を6月15日に創刊した。エディトリアル・ディレクターは雑誌「ヒュージ(HUGE)」(講談社)や「ポパイ(POPEYE)」(マガジンハウス)などを編集してきた田口悟史が、クリエイティブ・ディレクターは「ポパイ」のアートディレクションを手掛けている神戸太郎が務める。ゴルフに関連するファッションやカルチャーをはじめ、歴史や酒、本、映画など、さまざまな切り口でゴルフの魅力や楽しみ方を発信する。雑誌名には、ゴルフ初心者や未経験者に向けて「ボギーだって楽しいじゃないか」というメッセージが込められている。

 自身もゴルフ初心者である田口エディトリアル・ディレクターは、「海外にはおしゃれで品のいいゴルフ雑誌はあるのに、日本では高い年齢層向けの雑誌やメディアばかり。ゴルフに興味を持つ若い世代は増えているので、そんな人たちも楽しめるファッションやカルチャー、着眼点で新機軸のゴルフ雑誌を作れば勝負できると思った」と語る。

 表紙には世界ゴルフ殿堂入りを果たした名ゴルファーの青木功を起用し、16ページにわたって同氏のポートレートやインタビューが掲載されている。ほかにもファッションストーリーやアパレルとギアのカタログ、名選手たちの名言や逸話の紹介など、上級者からプレーしない読者まで楽しめる企画が並ぶ。

 価格は1400円(税抜)で、年2回の発行予定。全国の書店やオンライン書店で販売している。東京の代官山 蔦屋書店では7月5日まで創刊を記念したポップアップを開催しており、オリジナルのポロシャツやTシャツ、キャップ、ビールグラスなどをそろえる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。