展示会オーダーシステムの「ターミナル(TERMINAL)」が、バイヤー(小売店)向けのオーダー画面を大幅にリニューアルした。着用イメージや商品説明などのための動画のアップロード機能のほか、360度画像のアップロード機能、オーダー画面の新レイアウトを追加。オンラインのみでの展示会受注を可能にする。動画は既に20ブランドが500点以上を公開。360度画像は商品撮影などを行う企業、物撮り本舗と連携し、高品質、低価格、短納期での製作を請け負い、7~8月にかけて展示会を開催予定の10ブランドから利用を開始する予定だ。
「ターミナル」には現在、370ブランド、1万4000のバイヤー・小売店が登録している。今回のリニューアルの背景には、新型コロナウイルスの影響からリアルな場での展示会の実施が困難になり、同サービスへの問い合わせが増えたことに端を発する。相談内容の多くがオンラインのみでの受注を促進するにはどうしたら良いのか、といった内容で、サービス利用者へ4月中旬~下旬にかけて実施したアンケートでも同様の回答を多く得たことから、リニューアルに踏み切ったという。