ビューティ

ニュウマン横浜にビューティショップが続々オープン アルビオンの新業態や新ブランド「バウム」など

 ルミネは6月24日、横浜駅前の商業施設「ニュウマン横浜」を開業した。売り場面積は約1万3000平方メートルで、1~10階で構成。ファッションや飲食など115店舗がそろう中で、ビューティショップは15店舗がオープンした。新業態やエリア初など話題のビューティショップも多数含まれている。アルビオンの新業態「アルビオン フィロソフィ」や、横浜エリア初出店の「ディオール バックステージ ストゥーディオ」、「アットコスメ ストア」など6ショップを紹介する。

「アルビオン フィロソフィ」

 アルビオンはオープンラボやオリジナルのトリートメントサロンを併設した新業態ショップ「アルビオン フィロソフィ」をオープン。店舗面積は約230平方メートルで、「アルビオン(ALBION)」のほか、同社が展開する「イグニス(IGNIS)」「エレガンス(ELEGANCE)」「インフィオレ(IN FIORE)」を取り扱う。店内はラボ、ザ・ベッド、ギャザリングなどの8つのゾーンに分かれており、ラボでは肌測定や常駐する研究員が同社を代表する乳液の作り方などを披露する(1日2回実施予定)。トリートメントサロンとなるザ・ベッドは、「アルビオン」の最高級シリーズ“エクシア AL”を使った同店オリジナルのフェイス&ボディートリートメントを用意(コースは完全予約制で1万6500~11万円)。ギャザリングゾーンではビューティアドバイザーによるカウンセリングや展示イベント、ワークショップを開催する。そのほか、ラグジュアリーな空間で化粧品を試せる特別室やスキンケアアイテムを体験できるプライベート空間も備える。

 また、同店のアプリも開発した。アプリではトリートメントや肌測定の予約が可能のほか、事前に購入製品を申し込むことで待ち時間をなくすこともできる。オープン時は、トリートメントサロンやミストを使用したカウンセリング、肌測定は新型コロナウイルスの影響で休止するほか、店頭のテスターも販売スタッフに声をかけて使用することになる。同店について「当社が大切にするモノ作りと接客などを凝縮した店舗。ラボで蓄積したデータは今後商品開発にも生かしていく」(同社広報担当者)と語った。

「バウム」

 資生堂は6月に誕生したクリーンビューティブランド「バウム(BAUM)」を出店した。タカシマヤ ゲートタワーモールに続き2店舗目だ。店舗は“樹木の恵みと出会う場所”をコンセプトに、製品パッケージに使用している木材をイメージした印象となっている。同日にはアイルミネ、26日には新丸ビルにも出店する。

「ディオール バックステージ ストゥーディオ」

 パルファン・クリスチャン・ディオールは横浜エリア初となる「ディオール バックステージ ストゥーディオ」を開設した。アイパレットやティントリップバームなどオープン記念限定品や、最新のメイクアップ製品を扱う。横浜では初めてのリップ刻印サービスを提供する。またバックステージ アーティストがメイクアップアドバイスと共に、マッチするファンデーションやリップスティックのカラーの提案も行う。

「ウカ」

 「ウカ(UKA)」は3店舗目の直営店「ウカ ストア」をオープンした。コンセプトは“ウカ ファーマシー”。フロントには商品を試せるシンク付きのテスターコーナーを設けた。製品説明をしっかり伝えるため、ソーシャル・ディスタンシングをとりながらもベンチを配置して対面での接客も進める。店舗限定のネイルオイルやスカルプブラシなども販売する。

「ラ・ブルケット」

 スウェーデン発のライフスタイルオーガニックブランド「ラ・ブルケット(L:A BRUKET)」も横浜エリア初のブランドオンリーショップをオープン。白とグレーを基調としたシンプルながら温かさのある店内には6月4日に発売されたばかりの最新作ヘアケアアイテムも展開するほか、限定キットなども扱う。

「アットコスメ ストア」

 「アットコスメ ストア」も横浜エリア初となる。同店初のメゾネットタイプで、約330平方メートルの売り場面積に、カジュアル、ナチュラル、ラグジュアリーゾーンで構成。同店初の取り扱いとなる「NARS」「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」を含む百貨店ブランドから、専門店や通信販売、ドラッグストア、バラエティーショップで扱うブランドまで幅広くそろえる。店舗やブランドを横断したオンラインのカウンセリング台帳を導入した。

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