キム・カーダシアン(Kim Kardashian)は、自身のコスメブランド「KKW ビューティ(KKW BEAUTY)」の製品を製造するシード ビューティ(SEED BEAUTY)に提訴された。キムは化粧品大手のコティ(COTY)と「KKW ビューティ」売却の交渉をしているとされており、今回シード ビューティは、キムがコティに製品の製造や営業に関する企業秘密を漏らさないように求めている。
なおシード ビューティは、異父妹のカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)が手掛ける「カイリー・コスメティクス(KYLIE COSMETICS)」の製品も製造しており、コティが同ブランドを買収した際、カイリーが企業秘密を明かしたかどうかについては把握していないとしている。しかしコティが「KKW ビューティ」を買収することになった場合、企業秘密が漏えうすることを懸念しているという。
コティは米国証券取引委員会に対し、「KKW ビューティ」と化粧品に関する協業について交渉していると申請している。また、ピーター・ハルフ(Peter Harf)=コティ最高経営責任者はカーダシアン・ジェンナー家の母、クリス・ジェンナー(Kris Jenner)と仲がよく、「カイリー・コスメティクス」の買収の際には1年半にわたり交渉を重ねたと明かした。