ドイツのラゲージブランド「リモワ(RIMOWA)」がアイウエアを世界の「リモア」の主要店とオンラインストアで7月9日に発売し、新分野への事業拡大に向けて第一歩を踏み出す。
「リモワ」のアレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)最高経営責任者は、「われわれは現代のあらゆる変化に直面しているが、『リモワ』はこれらの変化に真正面から応えるというビジョンを持って前進することを約束する。1年以上前から、お客さまの旅全体にわたる幅広い旅行ニーズに対応できるエコシステムに進化させる方法を模索してきた。『リモワ アイウェア』はブランドの進化における最初のエキサイティングな製品開発であり、ブランドの象徴であるラゲージを超えたコアデザインの価値を落とし込んでいる」と新しいカテゴリー進出に意欲を見せた。
商品はユニセックスの2ラインのサングラスとオプティカルフレームがあり、サングラスの価格は3万4000~4万2000円。日本は、東京の銀座7丁目と表参道、大阪 心斎橋の各リモワストアと阪急うめだ本店(1回と8階)およびオフィシャルウエブサイトでサングラスが、オプティカルフレームは眼鏡専門店で販売される。
「リモワ」は1898年にドイツ・ケルンで創業し、1937年にアルミニウムを、2000年にポリカーボネートを素材に取り入れるなど革新的に発展した。17年からLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下となった。「リモワ」のアイウエアは、LVMHとイタリアの大手眼鏡メーカー、マルコリン(MARCOLIN)との合弁会社ティリオス(THELIOS)が生産し、日本におけるオプティカルフレームの眼鏡専門店の販売はティリオスの日本の販売代理店であるヴィジョナイズが手掛ける。