スマイルズ(SMILES)は、スープストック トーキョーや(SOUP STOCK TOKYO)ネクタイ専門ブランド「ジラフ(GIRAFFE)」、セレクトリサイクルショップのパス ザ バトン(PASS THE BATON)など業種を問わずさまざまな事業を運営している。そのほかコンサルティングやプロデュースも行うなど多岐にわたり活動する遠山正道スマイルズ社長に、ポストパンデミックについて聞いた。(この記事はWWDジャパン2020年6月15日号からの抜粋に加筆しています)
WWD:業界問わずさまざまな活動を行っているスマイルズとは?
遠山正道スマイルズ社長(以下、遠山):スマイルズはある意味で、一人一人の興味の集合体といってもいいだろう。社員各自が自分ごとで前を向いて仕事をしている。だから、企業としていろいろな表情があり、それが強みだと思っている。出資してもらうという企業価値も大事だが、社員一人一人が興味に正直に、いいと思ったことを価値観に沿って行い、それが共感を得ている。ビジネスとして成功することは大変だが、自分たちの軸を持って前進するだけで、外部の事情では動かない。利益だけでなく、自分たちが信じる価値を提供できれば、株主はついてくるはずだ。
WWD:ポストパンデミックで人々の価値観や考え方はどのように変わるか?
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