日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、2021年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」を10月12〜18日に開催することを発表した。3月に予定されていた20-21年秋冬シーズンは新型コロナウイルス感染拡大で中止となったため、1年ぶりのイベント実施となる。6月末から参加ブランドを募り、9月上旬に取材メディアやバイヤーの登録を開始。9月下旬に参加ブランドとコレクションスケジュールを発表する予定だ。
発表形式については参加希望ブランドと話し合い、ファッションショーに限定せずに、新たな発表形式も取り入れてRFWTのデジタル化を促進。また米国発のオンライン展示会システム「ジョア(JOOR)」と提携し、144カ国、20万以上のバイヤーが利用するキュレーションマーケットプレイス「ジョア パスポート(JOOR PASSPORT)」を介して、オンライン上での商談をサポートする。
またJFWOは、21年度の東コレの開催時期を変更することも明らかにした。従来10月中旬だった春夏シーズンの開催を8月末に移行。これまでパリやミラノ、フィレンツェなどの海外都市での春夏シーズンや、プレコレクションの発表が6月に行われていたことで、東京での開催時期と4カ月のギャップがあったが、8月末とすることで2カ月弱に抑えることができる。秋冬シーズンは従来通り3月中旬の開催を予定する。