米発のパフューマリー「ル ラボ(LE LABO)」は7月1日、京都初、関西最大級の旗艦店を、話題の施設「新風館」にオープンした。木目を基調にした温かみと落ち着きのあるショップを演出。ブランドの世界観を強く打ち出した空間だ。
同店舗ではオーダーを受けてから調合する、フレッシュブレンディングを実施。フレグランスのラベルには日付と23文字以内でメッセージや名前などが入れられる、メイド・トゥ・オーダー方式を採用。ブランドのクラフツマンシップを実感できる店舗としている。
「ル ラボ」は、2006年に米・ニューヨークに誕生し、20年2月にELCグループ傘下となった。ユニークで特別なモノを作りたいという思いから、ていねいに香水を作る美しさと芸術に特化したラボを設立。材料は香水の都と呼ばれる南仏グラース産を使用する。日本では07年に代官山店をオープンしたのを皮切りに、ギンザ シックス、阪急うめだ本店などに出店し、今回オープンの京都店で6店舗目となる。コロナ禍ではオードパルファムが伸長しており、そのほかボディー、ヘア、フェイス、グルーミングなどのニーズも高まっているという。