ブルガリ ホテルズ&リゾーツ(BVLGARI HOTELS&RESORTS以下、ブルガリ)は2022年、「ブルガリ(BVLGARI)」の本拠地であるイタリア・ローマに「ブルガリ ホテル ローマ(BVLGARI HOTEL ROME)」を開業する。同ホテルは不動産会社のエディッツィオーネ・プロパティーズが所有する1930年代に建てられたイタリア合理主義建築の建物を、ほかの「ブルガリ ホテル」同様、イタリア建築事務所のアントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィール(ANTONIO CITTERIO, PATRICIA VIEL)が復元してインテリアデザインを手掛ける。同ホテルは、ローマのランドマークであるアラ・パキス祭壇と初代ローマ皇帝アウグストゥスの霊廟の向かいに位置し、スペイン広場の階段や「ブルガリ」のローマ本店があるコンドッティ通りにも程近いロケーションだ。100室以上の客室はほとんどがスイートで、ミシュランの星付きレストラン「イル・リストランテ(IL RISTRANTE)」と「ザ・ブルガリ・バー(THE BVLGARI BAR)」をローマを一望できる最上階に設ける。室内プール付きのスパや「ブルガリ」ならではトレーニング方法が受けられるジムなど最先端の設備が整った施設のほか、ジュエリーの歴史をたどれる書物をそろえた読書室がある。
ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christoph Baban)=ブルガリ・グループ最高経営責任者は、「『ブルガリ』創業の地であるローマの中心地にわれわれ自身の“神殿”ともいえるホテルを開業できることをうれしく思う。ローマで最高のおもてなしを体験してほしい」とコメントしている。