デンマーク発音響機器ブランドの「バング & オルフセン(BANG & OLUFSEN以下、B&O)」は6月30日、ワイヤレスイヤフォン“ベオプレイE8 スポーツ(BEOPLAY E8 SPORTS以下、E8 スポーツ)”を発売した。“E8 スポーツ”は、充実したカスタマイズ機能による快適で安定したフィット感を実現し、アウトドアやトレーニングなどスポーツ時にも対応しており、汗や雨にも強い優れた防塵防滴性を備えている。左右のイヤピースには2つの高性能マイクが搭載されており、イヤピースを装着したまま、タップ操作で周囲の音を鮮明に聞くことができる。「B&O」のハイエンドスピーカー同様に妥協のないチューニングを重ねた音響を楽しめるオールラウンドモデルだ。
「B&O」はこのイヤフォンの発売を記念して、発売前日にデンマーク大使公邸でイベントを開催。“E8 スポーツ”を着用したダンサー兼振付家の小㞍健太がDJのLicaxxxによるオリジナルサウンドに合わせてパフォーマンスを行い、激しい動きに対応するフィット感をアピールした。
パフォーマンス後には、小㞍、Licaxxx、ランニングアドバイザーの真鍋未央、ナイキ(NIKE)のランニングチームであるAFEのメンバーやDJを務めるLono3がトークショーで“E8 スポーツ“の特徴について語った。小㞍は、「バレエやダンスにとって、音楽は欠かせない。パフォーマンスのリハーサルを4回した際、“E8 スポーツ”のフィット感を実感した。外の音が即座に聞けるワンタッチ機能もとても便利」とコメント。Licaxxxは、「新型コロナウイルスの流行による外出自粛などで、新しい音楽に出合う時間が増えたと思う。スポーツと音楽には密接な関係がある。フィギュアスケートなどがその典型で、ヨガやランニングなどスポーツによって聴きたい音楽が変わる」と話した。コロナ感染拡大でランニング人口が増えたことに関して真鍋は、「ランニングはもやもやした気持ちがすっきりするのでメンタル面でもメリットがある。音楽はマラソンやランニングのパフォーマンスを高める効果を持っている。“E8 スポーツ”は雨の日に走ったり、汗をかいたりしても気持ちよく洗えるのがすばらしい」と強調。以前から「B&O」のワイヤレスイヤフォンに馴染みのあるLono3は、「音のクオリティーはもちろんのこと、以前のモデルより軽量になっているので、イヤフォンを着けていることを気にせずに使える」と話した。
カラーはブラックとオキシジェン ブルーの2色で、価格は3万9000円。オキシジェン ブルーの発売は7月初旬~中旬を予定している。