「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の親会社であるOTBはこのほど、デジタルショールーム「ハイパー リアル ルーム(HYPER REAL ROOM)」を立ち上げた。
デジタルショールームのデザインは、オンライン上で視覚的に世界観を表現するためブランドのスタイルに合わせて一から制作される。商品は360度の画像やビデオ、2Dクローズアップで見ることが可能。セールススタッフとのライブチャットを通じてバイイングセッションを行うことができる。開発にはコンサルティング会社のアクセンチュア(ACCENTURE)が協力した。
日本では「ディーゼル」「マルニ(MARNI)」「ディースクエアード(DSQUARED2)」「コーシェ(KOCHE)」などの2021年プレ・スプリング、21年春夏から導入され、バイヤーを対象に利用をスタートさせる。
OTBのレンツォ・ロッソ=プレジデントは「限界は私たちの心の中にのみ存在し、障害は機会に変わる可能性がある。困難な時代には、勇気、異なる考え方、創造的なアイデアが求めらる。このプロジェクトは人々のため、環境のため、そしてファッションの未来のために革新的、デジタル、持続可能だ」とコメントしている。