スイス発のランニングシューズブランド「オン(ON)」は7月6日、プロテニス選手で同ブランドのシニアメンバーでもあるロジャー・フェデラー(Roger Federer)と共同開発した新作スニーカー“ザ・ロジャー センターコート ゼロシリーズ”(2万4800円)を世界1000足限定で発売した。サイズはメンズ(25~32cm)とウィメンズ(22~26.5cm)をそろえる。
フェデラーは2019年11月から同ブランドのシニアメンバーに加わり、投資家やアドバイザーとして製品開発やスポーツマーケティング、チームカルチャー醸成の分野においてサポートしてきた。
初の共同開発商品となる今作は、従来のテニスシューズのシルエットを再解釈したミニマルなデザインのライフスタイルシューズ。フェデラーがトップテニスプレーヤーとして培ってきた知見をもとに、「オン」の世界特許技術“クラウドテック”などを用いて高いクッション性と推進力を持たせた。アッパーには軽量ビーガンレザーを用いて、一般的な天然皮革よりも環境負荷を約30%抑えている。
フェデラーは「僕はこれまでにテニスプレーヤーとしてはもちろんビジネスなどでも多面的に活動してきたが、僕のテニス人生をこのライフスタイルスニーカーという形で統合することができたと思う。そして『オン』と共にそれを成し遂げられたことを誇りに思う」とコメントした。
同アイテムは7月6日17時20分から「オン」公式サイトで抽選販売するほか、同日時からドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)およびEショップでも取り扱う。