「グッチ(GUCCI)」は7月17日に“エピローグ・コレクション”をデジタルで発表する。ミラノ・ファッション・ウイークの最終日に行う男女合同のコレクションで、“エピローグ”は音楽で“最終章”を意味する。
クリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)は年に5回コレクションを発表する既存のシステムを変え、年2回にすることを明言している。
今回のコレクションは従来ならば5月にプレ・スプリングとして発表されるものだったが、次のシステムへの移行を示すこれまでの“エピローグ(最終章)”として発表する。なお、5月のショーは新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止していた。
ミケーレはオンライン・カンファレンスでの質疑応答で「あの物語を終わらせ、次を示したい」とコメント。新たなコレクションの呼称にクラシック音楽の用語を使用することも示唆していた。新たなシステムの原型となるような実験的なファッションショーになるという。
現地時間の午前8時から「グッチ」公式サイト、ユーチューブ、ツイッター、インスタグラム、ウェイボー(微博、WEIBO)などで12時間にわたるストリーミングを行う。