ペルソナは、世界で初めてバーチャルヒューマンをデザイナーに起用し、ファッションブランド「ノーウェア(NOWEAR、Nはキリル文字表記)」をスタートさせた。7月18日12時にオフィシャルサイトを立ち上げて販売を開始する。
ブランド名は“NO WEAR(着ない)”と“NOW WEAR(今着る)”の2つの意味に由来する。デザイナーはバーチャルヒューマンのASU(アス)で、“現代の不規則な日常着”をコンセプトに、文字化けというバーチャル上のカルチャーをデザインに落とし込んだ。ファーストコレクションは、Tシャツ3型とロングスリーブTシャツ2型(6800~7500円)、キャップ(6000円)、ハット(6000円)をラインアップする。
ASUはブランド立ち上げについて、「さまざまなSNSが存在する現代は、それぞれに異なるパラレルワールドがあり、インターネット社会では何が現実で何が真実か分からなくなっている。同時にそこでは真実が大事ではなく、自分の信じられるものに消費が移りつつある。そして、そこに付加されたデザイン性やファッション性に人々が興味を持つだろうと考えた」とコメントしている。
今後も不定期で新作を発表していく。