バロックジャパンリミテッドの「ナゴンスタンス(NAGONSTANS)」は、新型コロナウイルスの影響による休業で店舗での販売期間が短かった商品など約100着のアイテムをリデザインし、再度発売した。対象は2020年プレ・スプリングと同春夏のコレクションからトップスやボトムスなど。
唯一無二のリプロデュースを表す“One-of-a-kind Reproduced Collection”と名付けた今回のコレクションは、客の目にほぼ触れることのなかった商品を無駄にしないよう、デザインを加えて新しく生まれ変わらせることで、あらためて客のもとに商品を届けたいという植田みずきクリエイティブ・ディレクターの思いが込められている。
今回の商品はデザインチームが一点一点を手染めし、全てが異なるデザインに仕上げた。ブルーやオレンジ、グリーンなどのパステルカラーを使い、淡い雰囲気が出るよう試行錯誤したという。販売は7月22日から直営店で、8月12日12時から公式ウェブサイトでスタートする。価格はTシャツが1万5400円、スリット入りロングTシャツが1万9800円、デザインTシャツが2万6400円など。
ブランドとして初めてとなるサステナブルな活動は今後も継続し、自然由来や廃棄予定のものから抽出される環境に負担をかけない染料を使うなど、環境に配慮するためのさまざまな挑戦を行うという。