三井不動産による東京・渋谷の複合施設「ミヤシタパーク」が、7月28日から段階的にオープンする。90店舗を集積する。「ルイ・ヴィトン」をはじめとしたラグジュアリーブランドやストリートブランドなどのほか、レコードやアートなどのカルチャー、全長100mに居酒屋やレストランが集まる「渋谷横丁」など、個性的な90店舗が入る。
ワンオーの「イコーランド シブヤ」でトラストファッションを体感
PRやイベント制作などを手掛けるワンオーは、3階にショップとプレスルームなどを複合した店舗「イコーランド シブヤ(EQUALAND SHIBUYA)」をオープンした。約264平方メートルという広い空間は、手前がショップやギャラリーのスペース、奥がプレスルームという作り。ショップは2~3カ月ごとにテーマを変えていく予定で、立ち上げ時のテーマは生産過程や素材などが信頼できるもの、といった意味の“トラスト”。福井県のプリーツ工場が手掛けているという、生分解性素材のプリーツ地のエコバッグ(3600円)や、パーソナライズ石けんブランド「キュウ(9.KYUU)」の手作り石けんキット(4000~5000円前後中心)などがそろう。「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」を手掛ける丸山敬太が、自身のアーカイブをヤフオクやメルカリなどで集め、クリーニングやほつれなどのケアをしたり、雑貨に作り変えたりして再び送り出すプロジェクト“リ・マリッジ”のコーナーも話題を集めそう。東京・落合で作られているクラフトコーラ「伊良コーラ」の自動販売機もあるので、ショップ巡りで乾いたのどを潤すのにもピッタリ!
同店は、ワンオーが昨年立ち上げたショップと同名のEC専業ブランド「イコーランド」を実際に手に取れる初の場所でもあり、夏は植物染めのTシャツなどを充実している。
ショップオープンと同時にウェブサイトも立ち上げ、ウェブ上でさまざまなワークショップも行っていく予定。
クリエーターと協業した新しい渋谷土産「ザ シブヤ スーベニア ストア」
観光事業などを手掛ける野田グループ(東京、野田和彦社長)は、渋谷カルチャーをテーマにした新感覚の土産物店「ザ シブヤ スーベニア ストア(THE SHIBUYA SOUVENIR STORE)」を出店した。渋谷カルチャーを生み出してきたクリエーターたちと協業した菓子や雑貨をバラエティ豊かにそろえる。
ミュージシャンの高木完と石倉酒造によるスパークリング日本酒「シブヤスパーク」、食通としても知られる小宮山雄飛と千鳥屋総本舗による菓子「シブヤレモンロール」、DJの沖野修也による焼酎、イラストレーター長嶋五郎と松月堂布川のどら焼き「ドラスト」、フォトグラファー米原康正によるカルチャーTシャツなどを並べる。「東京ばな奈」「江戸うさぎ」など人気のお土産も充実している。