アメリカ・ロサンゼルスのアイウエアブランド「オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)」から、福井県鯖江市で生産されたカプセルコレクション“オリバーピープルズ タクミ(OLIVERPEOPLES TAKUMI)”が世界で販売される。日本の優れた眼鏡職人、“匠”へのオマージュとして誕生した。
同ブランドを手掛けるイタリアのルックスオティカ(LUXOTTICA)が7月下旬から国ごとに順次発売しており、日本では先行して販売している。商品は、ロサンゼルスでデザインされた「オリバーピープルズ」らしいビンテージ感に特徴があり、ユニセックスのフレーム2モデル(5万5000円)とサングラス1モデル(5万5000~6万100円)、サングラスのクリップオン(1万7800円)の4種類で、素材はチタン。全てのモデルに繊細な職人技のフィリグリー(金銀線細工)が施され、立体的なダイヤモンドとドットのパターンが刻まれている。
カリフォルニアと日本とのつながりを表現するため、キャンペーンビジュアルは日本にも建築物を残しているフランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)が設計した同州にあるウォーカー邸で撮影した。
1987年に設立された「オリバーピープルズ」は、カリフォルニア州ウエスト・ハリウッドの中心地に1号店をオープンして以来、現在世界60カ国以上で販売されており、41のブティックを構える。
福井めがね工業を傘下に持つルックスオティカは、福井県の工場を拡張工事中だ。