「グッチ(GUCCI)」から、キーモチーフであるライオンの新作ジュエリーが登場した。クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)の初コレクションである2015-16年秋冬メンズでデビューしたライオンヘッドリングをはじめ、イヤリングやペンダントネックレス、ブレスレットなど、すべてライオンヘッドがモチーフのデザインだ。
素材は18金イエローゴールドやホワイトゴールドで、ライオンの目にダイヤモンドがあしらわれ、口にはアメシストやアクアマリンなどのカラフルな宝石をくわえている。価格はリングが30万5000~78万7000円、ブレスレットが31万5000~62万円、片耳イヤリングが25万3000~58万5000、イヤリングが34万5000~88万5000円、ペンダントネックレスが24万3000~57万5000円。「グッチ」の一部ショップとオフィシャルウェブサイトで販売する。
ライオンをはじめさまざまなアニマルモチーフを用いる「グッチ」は2020年2月に、生物の多様性や気候変動問題の解決に取り組むライオンズシェア基金(LION'S SHARE FUND)に加盟した。同基金は国連開発計画(UNDP)が主導するもので、絶滅危惧種と自然生息地の保護のために5年以内に年間1億ドル(約104億円)を集めることを目指している。この取り組みは、「グッチ」の自然界への敬意と自然保護への継続的な取り組みを示すものだ。