伊藤忠商事は8月から、学校用の制服や学習用品の通販サイト「学校生活」を立ち上げる。新型コロナウイルスの感染拡大に向け、従来のような採寸会の開催に懸念が広がる中、「学校生活」はオンライン試着サービス「バーチャサイズ(VIRTUSIZE)」を搭載し、採寸の手間を軽減している。
「学校生活」のサイトはすでにオープンしており、2021年度の入学生向けに学生服や学習用品を展開。学校指定の制服などは出店者の販売事業者から学生向けにIDとパスワードを発行して使用する。すでに埼玉県の埼玉栄高校や花咲徳栄高校などが採用を決めているという。「学校生活」に搭載しているバーチャサイズは、学年に応じて大きめのサイズを推奨できるようカスタマイズしているという。
伊藤忠は今後カバンやシューズ、Tシャツ、靴下などのアイテムの取り扱いもスタートし、3年後には流通総額で50億円規模を目指す。