“あるあるネタ”でブレイクを果たし、数多くのバラエティ番組やラジオのパーソナリティ、イベント出演などを務める。10月21日にはバイク好き芸人仲間たちとの爆笑ロードムービー「RGツーリングクラブ」(仮)のDVDが発売予定。[/caption] 懐メロソングに乗せて“あるある”を披露することで知られる芸人・レイザーラモンRG。コメディアンとしての知名度はもちろんだが、実は“スニーカー大好き芸人”としても知られている。彼のインスタグラムは大量のスニーカー写真が溢れており、さらには芸人仲間と共に“スニーカー同好会”を発足。数多くのイベントや雑誌インタビューなどにも積極的に参加する正真正銘のスニーカーフリークである。8月25日発売の「WWDマガジン」のスニーカー特集号でも“スニーカーあるある”を披露しているが、今回誌面では掲載しきれなかった“スニーカー愛”、そして“ファッションとしてのスニーカー”について聞いてみた。
WWD:RGさんのインスタグラムを見ると、ハイテクスニーカーが多いですが、ローテクよりもハイテク派?
レイザーラモンRG(以下、RG):ハイテクシューズ派です。僕自身、バスケットをやっていたので最初はバッシュが多かったんですが、人気がある「ナイキ(NIKE)」の“エアジョーダン(AIR JORDAN)”系は入手困難だったり、逆に被っちゃうみたいなところもあって、ランニングシューズ系にだんだんシフトチェンジしていきました。最近インスタにはスニーカーしかあげてないです(笑)。今まで僕のファンって“あるある”の歌う曲が古いこともあって30~40代の方がほとんどだったんですけど、インスタを始めてから高校生や大学生といった若い世代とコミュニケーションがとれるようになりました。僕のインスタを見て、「このスニーカー買いたい!」ってコメントが来ると嬉しいですよね。
WWD:スニーカーの良さを発信しているわけですね。ちなみにオススメのスニーカーショップは?
RG:自分の中で勝手にスニーカーパトロールって言っているんですが、まずは各メーカーのオンラインショップをチェックします。それのおかげでスマホの速度制限かかりがちなんですけど……(笑)。実店舗だと、劇場が新宿なので「スポーツ ラボ バイ アトモス(Sports Lab by atmos)」と「アディダス ブランドコアストア新宿」「ギャラリー・2(GALLERY・2)」にも行きます。時間があるときは、原宿まで足を伸ばして「ユナイテッドアローズ アンド サンズ(UNITED ARROWS&SONS)」「ビリーズ(BILLY’S)」「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」など、あの界隈は一通り調べます。これ、豆知識なんですが「アンディフィーテッド」って商品を通販で買うと手書きでお礼の手紙をくれるんですよ。それがすごい嬉しくて(笑)。最近は沖縄にもショップができて、東京で売り切れたものが案外まだ残っているなんてこともあるので、全国津々浦々のスニーカーパトロールは重要なんです。あとは吉祥寺の「スキット(SKIT)」。あそこはビンテージ品の印象が強いんですが、実は新品も多く扱っていて博物館感覚なので見に行くだけでも楽しいはずですよ。
WWD:過去から現在までで一番思い入れのあるスニーカーは?
RG:ナンバーワンスニーカーは“エアジョーダン6(AIR JORDAN6)”かな。同じ形を何度もよく買ったなあと思います。高校生の頃、NBAを見て憧れて買いました。あとは「スラムダンク」が好きだったこともあって。好きなキャラは選ぶのが難しいけど、海南大附属の牧です。実は一番最初に買ったバッシュは“エアジョーダン6”じゃなくて牧と同じ「リーボック(REEBOK)」の“インティミデーター(INTIMIDATOR)”なんです。だから特に思い入れのある選手ですね。