スポーツサンダルのパイオニアとしても知られる「テバ(TEVA)」は、次世代アウトドアブランドの「コトパクシ(COTOPAXI)」と協業して限定サンダルとウインドブレーカーを7月29日に発売した。全てのアイテムは「コトパクシ」の製造工程で生じた残布やリサイクル素材を使用。「テバ」公式サイトで8800円から購入可能だ。なお日本ではサンダルのみの販売。
「コトパクシ」はユタ州に2店を構える新興ブランド。2013年の創業以来“ギアー フォー グッド(Gear for Good)”という信念のもとに、環境問題や発展途上国の貧困といった社会問題の解決に取り組んでいる。その姿勢は注目を集め、アメリカのミレニアル世代から厚い支持を得ているという。
このコラボでは「テバ」の看板商品“オリジナル ユニバーサル”サンダルの男女用をそれぞれネオンカラーにアレンジした。ウインドブレーカーは、再利用のポリエステルタフタを使用してユニセックスに展開。優れた耐久性とはっ水性を持たせた。
サンダルのストラップにはペットボトルなどをリサイクルして作られたレプリーブ(REPREVE)ポリエステルと、「コトパクシ」の残布の組み合わせを採用している。またミッドソールには非常に軽量で、塩素を含まないことから無公害のプラスチック素材といわれるEVA樹脂が使われている。
「テバ」と「コトパクシ」はともにサステナブルな資源の調達や生産に重点をおくブランドだ。「テバ」のアンダース・バーグストロム(Anders Bergstrom)=ゼネラルマネジャーは「このコラボレーションは、何よりも価値観が合うことを称えるものだ。だからこそ、話題性が優先された多くのコラボレーションとは一線を画していると思う」と語った。