ファッション

挑戦を忘れない時計「ロンジン」の新作は“古くて新しい”

 世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド「ロンジン(LONGINES)」は、新作時計“ロンジン スピリット(LONGINES SPIRIT)”を9月5日に一部店舗で先行発売、10月5日に全国発売する。同モデルは、ハワード・ヒューズ(Howard Hughes)やアメリア・イアハート(Amelia Earhart)ら、陸・海・空を開拓した先駆者も信頼し愛用した「ロンジン」の時計や計器の意匠を受け継ぐもので、価格は40mmの3針カレンダーモデルが24万8000円、42mmのクロノグラフモデルが36万8000円。「ロンジン」は、「“ロンジン スピリット”は飛行家や探検家のパイオニア精神を具現化したモデルだ」と説明する。

「先駆者たちの傍らには、
いつも『ロンジン』があった」

 さらに、「『ロンジン』の時計や計器は高い精度と堅牢性、斬新な計測システムで数々の偉業達成を支えてきた。過酷な天候、荒れ狂う海、そして人類未踏の地であった空に足を踏み入れた先駆者たちの傍らには、いつも『ロンジン』があった。“ロンジン スピリット”は、『ロンジン』の歴史と最新の技術を掛け合わせたコレクションだ。大ぶりのりゅうずや文字盤上の数字のフォント、針の形状などに伝統を反映させるが、ディテールはブラッシュアップされている」と続ける。

文字盤の5スターは
最高評価の証

 技術面では、ムーブメントにシリコン製ヒゲゼンマイを使用した自動巻きキャリバーL888.4、L688.4を搭載する。64時間と60時間のパワーリザーブで、COSC(スイス公式クロノメーター検定機関)によるクロノメーター認定を得ている。文字盤上にある5つの星は、かつて「ロンジン」が搭載キャリバーのクオリティーを星の数で表した習慣に倣ったもので、5つ星は最高評価だ。その文字盤はマットブラック、グレイン加工したシルバー、サンレイ仕上げしたブルーの3色からなる。

先駆者の偉業と命を支えた
「ロンジン」

 先駆者との関係については、「『ロンジン』のクロノグラフを着用したアメリア・イアハートは女性として初めて大西洋単独横断飛行を成功させたし、2カ月におよぶマイナス40℃のグリーンランド探検において『ロンジン』のクロノメーターはポール・エミール・ヴィクトール(Paul Emile Victor)と彼の隊の命を助けた。1931年に高度3万2576フィート(9929m)という記録を達成したアメリカ人飛行家エリノア・スミス(Elinor Smith)の手にも『ロンジン』の時計があったし、ハワード・ヒューズの世界一周最速飛行も『ロンジン』が計測した」と話す。

これからも「ロンジン」は
歩みを止めない

 “翼の付いた砂時計”をロゴマークとする1832年創業の「ロンジン」は、“伝統”“エレガンス”“パフォーマンス”をテーマに時計を作り続けている。同時に、長年にわたって世界的なスポーツイベントのオフィシャルタイムキーパーや国際スポーツ連盟のパートナーを務め、スポーツの分野でも存在感を発揮している。またビジネスにおいては、日本を含む世界150カ国以上で販売されている。

問い合わせ先
ロンジン
03-6254-7350