ビヨンセ(Beyonce)の新作ビジュアルアルバム「Black Is King」が7月31日に公開され、そのファッションが注目されている。彼女は今回、自身も出演している実写版「ライオン・キング」の公開と同時に2019年に発表したアルバム「The Lion King: The Gift」を元に、90分のミュージックビデオを中心とした映像作品を制作。黒人文化を称えるとともにエンパワーするもので、ディズニープラス(Disney+)で視聴可能だ。
衣装のスタイリングは、ビヨンセの長きにわたるパートナーであるゼリーナ・エイカース(Zerina Akers)が務めた。着用したのは「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「バーバリー(BURBERRY)」「ミュグレー(MUGLER)」「アーデム(ERDEM)」といった名の知れたブランドから、「5:31ジェローム(5:31JEROME)」「ウェンディーニコル(WENDY NICHOL)」など比較的小規模なブランドまで。ここでは、「Black Is King」に登場した印象的なルックの数々を見てみよう。
1 「ウェンディーニコル」
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作品の冒頭を飾るのは、ビヨンセが「ウェンディーニコル」デザインの白いガウンを着てビーチを歩くシーン。スタイリストのエイカースは自身のインスタグラム(@zerinaakers)で、「オープニングシーンでの@wendynicolは、何もないところから始めるということを表現するのに最適だった」と感想を述べた。
2 「バーバリー」
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牛柄のセットアップは「バーバリー」のリカルド・テッシ(Riccardo Tisci)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーによるカスタムメードだ。
3 「ヴァレンティノ」
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「Mood 4 Eva」のパフォーマンスでは、「ヴァレンティノ」がデザインしたレパード柄ジャカードのジャンプスーツを着用。衣装にはたくさんのスパンコールやラインストーンが施されている。
4 「ミュグレー」
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娘のブルー・アイビー・カーター(Blue Ivy Carter)が「My Power」のパフォーマンスに登場。親子で「ミュグレー」のデザイナー、ケーシー・カドウォールダー(Casey Cadwallader)が手掛けたレインボーの衣装を着こなした。
5 「アーデム」
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ティーパーティーのシーンでは、歌手のケリー・ローランド(Kelly Rowland)とビヨンセの母親であるティナ・ノウルズ(Tina Knowles)が参加している。ビヨンセは「アーデム」の19-20年秋冬コレクションからオーバーサイズの花柄ドレスを着用。
6 「バーバリー」
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再度「バーバリー」のルックが登場。グラフィティからインスピレーションを得たセットアップの衣装だ。
7 「エリア(AREA)」
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「エリア」の19-20年秋冬コレクションから採用したビーズをあしらったポンチョとヘッドウエアは、「Find Your Way Back」で登場するルックの一つ。
8 「モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)」
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「Water」のパフォーマンスには、「モリー ゴダード」19-20年秋冬コレクションのボリュームのあるドレスを着用している。音楽プロデューサーのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)も登場する。
9 「メアリー カトランズ(MARY KATRANTZOU)」
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「Water」では、「メアリー カトランズ」19-20年秋冬コレクションのフリルがあしらわれたドレスでもパフォーマンスを披露。
10 ミカエラ・スターク(Michaela Stark)
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ロンドンを拠点とするランジェリーデザイナーのミカエラ・スタークも「Water」の衣装を手掛けている。シルク製のコルセットと、ジーンズを特別に制作した。
11 「マリーン・セル(MARINE SERRE)」
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「マリーン・セル」のアイコンである三日月模様のボディースーツで、バックダンサーと合わせている。
12 「ティモシー ホワイト」
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「Brown Skin Girl」のパフォーマンスには、「ティモシー ホワイト」によるカスタムメードの黒いチュールドレスを着た。
13 ローザ・マロンボ
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コートジボワールを拠点とするデザイナーのローザ・マロンボは、「Already」のパフォーマンスで着用されたボーダーのブレザーを手掛けた。彼女は16年にもビヨンセの「Formation」の衣装をデザインした。