ビジネス

東レ・繊維の20年4~6月の営業利益は50%減 各国のロックダウンや店舗の閉鎖が打撃

 東レの2020年4~6月の繊維事業は、売上高が前年同期比25.9%減の1450億円、営業利益は同50.3%減の72億円の大幅な減収減益だった。

 国内外ともに新型コロナウイルスによる生産活動・消費行動停滞の影響を受け、衣料用途においては各国でのロックダウンや販売店舗の閉鎖から需要が減退した。医療用白衣地やマスク用途での不織布需要の増加はあったものの、全体の減少をカバーするにはいたらなかった。海外子会社の中で主力の中国の売上高は前年同期比105億円減の401億円、営業利益は同7億円減の49億円で大きな影響を受けた。

 21年3月期の通期は下方修正し、売上高は期初の見通しを400億円下回る6850億円、営業利益は同50億円下回る320億円を見込んでいる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。