ビューティ

マスク生活でメイクを楽しむにはアイシャドウを味方につけるべし! 2020年秋冬アイシャドウ新色をピックアップ

 2020年秋冬ベースメイク&新色を「WWD ビューティ」8月6日号で特集しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響による在宅ワークの推進や外出機会の減少、日常的なマスク着用など、メイクアップブランドにとっては厳しい状況が続く中で各ブランドの秋冬コレクションが続々と発売されます。

 近年はリップを中心とした口元にフォーカスしたトレンドが続いていましたがマスクの着用が大きく影響し、リアルトレンドはマスクをしていても隠れないアイメイクやアイブロウといった目元のメイクが注目を集めています。アイメイクはリップメイクと違って、テクニックが必要、色選びが難しいと思われがちですが、各ブランドからはマスクの影響から売りとなるアイメイクで簡単にトレンドメイクがかなえられる提案が増えています。また、今季はテクスチャーや質感がパワーアップしており、繊細なニュアンスが表現できるようになったことで、指1本でも色を重ねて立体感を出せるアイテムも豊富に揃いました。マスク生活でもメイクを楽しむために、簡単に取り入れられるアイシャドウを紹介します。

グラデーションアイで上品さと立体感のある目元に

 今季はブラウン系カラーにオレンジ系やパープル系の差し色がセットになったものが豊富で、日常に取り入れやすいカラーメイク提案が目立ちました。また、処方の進化も目覚しく、マットやサテン、パール、ラメなどテクスチャーが繊細になったことや、肌なじみみやすいように工夫が凝らされていることで、今までは自分に似合わないと思っていたような濃い色も今季は取り入れやすいはずです。ベージュやグレージュ、モーブなど淡い色味をまぶた全体にのせて、ダークブラウンや、パープル、オレンジなど濃い色を少しだけ目の際や目尻にのせれば、上品なグラデーションに。イエローとオレンジといった同色系のグラデーションアイもニュアンスを効かせれば、ベーシックなグラデーションも今っぽく仕上げることができます。

 マット、サテン、グリッター、メタリックの4種のテクスチャーの9色で構成されたアイシャドウパレット。新色「No.03」はデイリー使いもしやすいダークブラウンからピンクをセットにした。クラシカルな組み合わせにアクセントカラーのパープルがモード感を引き立てる。(新1種)7600円

 ブランドを代表するアイシャドウパレットがオートクチュールドレスのランウエイルックから着想を得てリニューアル。きめ細かなクリーミーな生質感パウダーがあらゆるスキントーンにマッチし、素早くそして長時間鮮やかな発色をかなえる。新たにスキンケア成分も配合。(全13色※一部店舗限定)各7600円

 秋冬コレクションのテーマは「重なり合う、エナジーの昇華」。天然由来成分×洗練モードを追求した人気のアイパレットに新色が追加。限定の「EX03 ムーンサウンド」は、オレンジとレッドに締め色をセットにした。重なり合う色と質感で個性を表現できる。(新3種、うち限定1種)各6200円

 人気の4色アイシャドウにコレクションテーマ“NEW CHIC”を表現する、洗練された色と質感を表現する5種が登場。4色のうち1色は、濡れたようなメタリクな光沢と鮮やかな色が目元の立体感を演出する“クロムカラー”。クリームのような質感で、異なるカラーを重ねても内側からにじみでるような存在感を発揮する。(新5種、うち限定1種)各6200円

 ファッションやライフスタイルに合わせて目元を着替えるデュオアイカラーで、シック、キュート、カジュアル、クール、その日の気分に合わせて選べるカラーバリエーション。単色使いや2色のミックス、グラデーションなどさまざまな目元が作れる。クリアな発色で肌に溶け込み、2色を重ねてもくすまないのが特徴。(全8種)各4000円

クリームアイシャドウの重ねづけで
指1本でも簡単に立体感のある目元に

 さらに今季は剤形の進化にも注目したいところ。特にクリームアイシャドウの重ね塗りは、パウダータイプの重ね塗りとは一味違う透明感と深みのある目元を同時に演出できます。指で重ねづけするだけで色と色が、そして肌に自然ともなじみ、簡単に仕上がります。「THREE」の4色クリームアイシャドウパレットは、滑らかにまぶたになじむクリームタイプだからこそ、透明感のあるシームレスなグラデーションアイが完成します。また、ブランドを代表するシングルアイシャドウ「ザ アイシャドウ」をリニューアルする「アディクション」は、新たにクリームタイプとティントタイプを追加。“アイシャドウも肌の延長線上”と考え、肌に溶け込み無理のない立体的な目元づくりを提案します。色によるグラデーションではなく質感を重ねてつくる新しい立体感“質感レイヤード”は、指で質感の違う数色のアイシャドウを重ねるだけで簡単に仕上げることが可能です。アイメイクはテクニックが必要と尻込みをしがちですが、単色アイシャドウであれば1色から挑戦ができます。マスク生活が続く中でアイメイクに挑戦してみようと思ったらぜひ試してみてはいかがでしょう。

 ブランド初の4色クリームアイシャドウパレット。4種の色、光、質感でシームレスなグラデーションをかなえる。4色ともクリームは初めてで、クリームならではの色の交わり、巧妙なグラデーション、透明感を演出する。(全3種)各6500円

 パール配合で“セミ艶”な透明感のある仕上がり。しっとりクリーミーな使用感でベタつかず、さらりとした仕上がりをかなえる。(全14色)各2000円

 バームのような質感で素肌を透かし、濡れたような艶のある仕上がりになる。密着感があるのでベースとしても使用可能。(全6色)各2000円

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