ECサイト「ネッタポルテ(NET-A-PORTER)」は8月17日に、機能性やサステナビリティをテーマに製作したカプセルコレクションを発売した。同コレクションによる売り上げ利益は、国際保全チャリティー団体「スペース・フォー・ジャイアンツ」に全額寄付され、アフリカゾウなどの野生動物や自然生息地の保護に役立てられるという。
カプセルコレクションには全15ブランドが参加。「バーバリー(BURBERRY)」「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」、ビューティブランド「シャンテカイユ(CHANTECAILLE)」、ジュエリーブランドの「オレ・リンガード・コペンハーゲン(OLE LYNGGAARD COPENHAGEN)」など。アフリカゾウをモチーフにデザインしたTシャツやジュエリーをはじめ、オーガニックコットンを使用したキャンバススニーカー、リネンを使用したハットやワイドパンツ、コスメなど、さまざまなジャンルのアイテムをそろえた。
「ネッタポルテ」のエリザベス・フォン・デア・ゴルツ(Elizabeth von der Goltz)=グローバル・バイイング・ディレクターは、「今回の限定カプセルコレクションに際して『スペース・フォー・ジャイアンツ』と手を組み、カプセルコレクションの売り上げ利益を全額寄付することで、アフリカの野生動物や景観を守るための活動へ役立てられることを光栄に思う」と語る。
「スペース・フォー・ジャイアンツ」のマックス・グラハム(Max Graham)創業者兼CEOは、「ゾウや自然生息地の保護の最前線は危機に瀕している。『ネッタポルテ』との今回の取り組みは、われわれの活動や世界に残存するゾウにとってのライフラインとなる」という。