「エトロ(ETRO)」はこのほど、オオカミの保護活動に取り組む環境保全団体WWF(世界自然保護基金)イタリアに寄付することを発表した。
オオカミはイタリアの象徴的な動物種の一つでありながら、人間による開発の犠牲となっている。オオカミを保護することで、種の保全に加えて、オオカミと共生する多くの動物種の保護にもつながるという。
ベネデッタ・フランミニ(Benedetta Flammini)=WWFイタリア・マーケティング&コミュニケーションディレクターは、「オオカミの保護活動は常にWWFイタリアの優先事項の一つだった。今回の『エトロ』の寄付により、わが国の象徴的な種の一つを守る取り組みを継続し、強化することができる」とコメントした。
「エトロ」クリエイティブ・ディレクターのキーン・エトロ(Kean Etro)とヴェロニカ・エトロ(Veronica Etro)は、「人々にとって地球がどれほど大切で唯一無二の母なる存在であるかということ、そしてこの地球を維持して守っていくべきだということを私たちは今かつてないほど認識している。私たち人間も動物界の一員であることを意識した上で、動物界との調和と共存を模索する必要がある。今回のWWFイタリアとのパートナーシップは、私たちが自然界に関与したいという気持ちの表明だ」とした。