アシックスは、スパイクピンのない新陸上シューズ「メタスプリント(METASPRINT)」が、世界最大の複合材料展示会「JECワールド2020(JEC WORLD 2020)」で、スポーツ&ヘルスケア部門のJECコンポジットイノベーションアワード(JEC Composites Innovation Awards)最優秀賞を受賞した。共同受賞者には、ピンレスの炭素繊維複合材料のソールをアシックスと共同開発したサンコロナ小田も名を連ねている。
「メタスプリント」は、金属のスパイクピンを備えた従来型と大きく異なり、靴底のピンをなくしハチの巣状の立体構造を取り入れた革新的な陸上スプリントシューズ。日本を代表するスプリンターの桐生祥秀・選手も着用している。
JECワールドは、世界最大の自動車や航空宇宙などの分野の最先端の複合材料見本市で、「メタスプリント」は世界に与えるインパクトと革新性が高く評価された。
共同受賞者のサンコロナ小田は石川県小松市に本社があり、ファッション分野では極薄オーガンジーやチュールで知られており、「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」らが採用している。「メタスプリント」用の炭素繊維複合材料は、同社が新規事業の一環として開発を進めている「フレックスカーボン(FLEXCARBON)」で、炭素繊維ならではの強度と、複雑な立体形状を可能にする高い加工技術が高く評価されている。